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JMT 下山後その2 LAへ

9月11日

ふかふかベッドで目が覚めて、まだ夢の中かと思った
なーーーーんか、昨日はすごい1日だったなぁ。JMT中に食べたチョコレートで、ラッキーナンバーが書いてあるのがあって、『10』があったよなぁ。昨日は、10日でした

西川がもう起きてて、部屋の隅っこで何か書いてるから、何かと思ったら、「俺はおかしょうみたいに英語がしゃべれないから、ジョンとチャーリーに手紙書いてる」だって。


ほんと、ジョンとチャーリーには感謝してもしきれないです。1か月も山にいて小汚くなったアジア人2人を拾って、お家にも泊めてくれて、おもてなしづくし。
心に本物の余裕がある2人って感じがした

うちらが起きた時にはもうお化粧もばっちりだった奥さんのチャーリーは、キルト作りが趣味なんだって。家の2階が全てアトリエになってて、大きい機械とかも置いてあるの。チャーリーの作品はキルト専門雑誌の表紙になるくらいの腕前なんだよ。感動してしまった。
チャーリーは、「誰にでもひとつくらい好きで得意なものがあるでしょ?私はそれがキルトなの」と。
アトリエ。
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2人とも、料理も大好き、人をもてなすのが大好き
そしてもちろん山が大好き。
なんか、ユダヤ人大富豪(『ユダヤ人大富豪の教え』っていう本があるんだけどね。)を思い出すよね、と後で西川が言ってたけど、まさにそうだわ・・・。リアルユダヤ人大富豪だー


朝ごはんは、そば粉のパンケーキ。ジョンがその場でどんどん焼いて作ってくれたよ。友人が作ってくれたっていうジャムもすごく美味しかった。食生活も、とても洗練されてる。知的レベルの高さを感じます。
色々お話もしながら、楽しい朝ごはんだった

食べた後は、グラントキャニオンやセドナに旅行した時の写真をたくさん見せてもらったよ。
人生を楽しく生きてく技?こつ?をたっくさん知ってるお2人。本当に素敵


久しぶりのインターネットも使わせてもらいました。ありがとうございます

そしたらね、facebookでChristine(あたしのサンディエゴ留学時代のルームメートちゃん)から「お願いだから、山から下りてきたらtelして!!大事な話があるの」っていうメッセージが届いてたから、何かと思って、電話も貸してもらってかけてみた。


そしたら…、山に行く前に、ChristineのLAのお家に送らせてもらってた、おおきいザックが、行方不明になってたのでした。Christineはすごく申し訳なさそうにしゃべってて、かえってこっちが悪いことした。「郵便局にも行ったし、電話やインターネットでも調べたんだけど、どうやってもわからなかった」と。追跡番号持ってるのはあたしだし、ごめんよ。

とりあえず、あたしも探してみるから、また連絡するよ、と電話を切ったら、電話を聞いてたチャーリーが大体の事情を飲み込んだらしく、昔彼女が会社を経営してた頃、10000ドル(!)の小切手が入った封筒に宛名を書かずに投函しちゃった時の話をしてくれた。

行き先がわからない郵便物は、一度dead mail office、っていうところに集められて、一定期間保管されるから、大丈夫よ。あなたは追跡番号もあるし保険もかけてるんだから、絶対にむこうだってすぐ捨てたりしない、必ず見つかるわよ、と言ってくれました。10000ドルも、結局無事に返ってきたんだって





LA行の電車の時間が迫ってたので、パッキングする。昨日ハンバーガーを食べたお店で、山のワッペンやかわいいポストカードを買ったんだけど、それをおそらく忘れてきたことに気付いた
多分、ジョンとチャーリーの車に急いで乗せてもらった時に、置きっぱなしにしちゃったんだー。もう手に入らないだけに、へこむ・・・
それに、昨日のバーガーと一緒にフライドポテトを食べてからずっとなんだけど、なんだかお腹が気持ち悪いんだ。色んなことがいっぺんにたくさん起こったから、体がついていってないのかなー…。昨日のビール1本で二日酔いとも思えないし。



昨日洗っていただいた服も全てパッキング。自分がきれいになっちゃったから、すでにザックが薄汚く思える…

出発前に、念願の体重計をかしてもらった。これだけハードな山歩きを1か月以上続けたんだ、どれだけ締まったかな、と思って乗ったら、106ポンド=48.2㎏。ほほぅ、あんまり痩せてないぞ。良かったような、ちょっとがっかりしたような。
でもこれって、脂肪が全部筋肉に変わったんじゃないだろうか




そして、ジョンが運転する車で、駅までドライブ
実は、ここから駅まではなんと1時間半くらいかかるのね。でも、チャーリーに「そっちで買い物したいものあったし、ついでだからいいのいいの」と気前よく言われて、これまた甘えて送ってもらっちゃいました。
切符を買うところまでちゃんと見届けてくれて、4人でかわるがわるハグして握手して、「Do stay in touch(絶対連絡取りあおうね)!!」と別れたよ。
この人たちは、神です。神2人
西川も、書いたポストカード、別れ際にちゃんと渡してたよ。

本当にどうもありがとう。素晴らしい出会いでした
みんなで記念に撮った写真のデータがこの後盗まれてなくなっちゃったのが、本当に残念。




電車が来るまで少し時間あったから、近くのお店で、念願だったブリトーを買って電車の中で食べた。山にいるときから、ずっと食べたかったんだー
山だったら、登山口にザック置いたままお店とか行けたけど、さすがに街ではこわくて出来なかったよ。電車だからだと思うけど、太った黒人とかヒスパニック系の入れ墨がんがん入ってるマッチョとか、山と比べて一気に人の質が変わったし。なんか、悪い余計なものが体にも心にもたくさんついてる感じ。





そして、LAへ
JMTの前に一度来たから、「ただいま」感はあるけど、まったく魅力的ではないわ。別世界って感じで。

ザックを探すために行ったlittle tokyo内の郵便局で、まじ態度悪いファックな日系の従業員野郎のせいで、かなりいらっとさせられた上に時間もロスして、結局ザックを探すのは週末明けの月曜まで持越しになりました(今日は土曜日)。。それまでは着替えもないし、コンピューターもないよ

でも、郵便局の近くで、ヒスパニック系のおばさんが、困ってるうちらを見て、携帯を貸してくれたり、図書館ならインターネットが無料で使えるよ、って教えてくれたりして、すっごく親切にしてくれた。
西川いわく「色んな人がいるんだねぇ…」。ほんとそう。捨てる神あれば拾う神あり。まぁあの郵便局のはげは、神なんかじゃないけどね



夜は、Christineと何年かぶりの再会!!
とりあえずザックのことは置いといて、Korean BBQLAでも有名なお店らしくて、激うまだった
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一緒に住んでた頃よりも、なんだかもっと分かり合えるような感じがする。女子2人、ずっとしゃべりっぱなしだったよ。日本語を勉強してるChristineは、西川に日本語で話しかけたりして。
これもまた、8年越しの素晴らしい出会い






ここまでで、JMT編はおしまい。このあとは、アメリカ編の9月12日につながります。読んでくれてる人、ありがとう
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JMT 下山後その1 ジョンとチャーリー

9月10日 つづき

ゴールを喜んだあとは、登山口の横にある売店で、バーガーを食べた。生の野菜が入ってることに超感動。ジューシーな肉とか最高。ここのハンバーガーは有名らしいけど、そりゃ長期間山にこもってて、それでこのバーガー食べたら誰でも絶賛するね。



そして、ヒッチハイク用の看板を作る。
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すごくかわいく出来て満足だったけど、話しかけてくれる人は、これまたことごとくここより北から来た人ばっかり。今日のデイハイクの人たちが下山してくるのはもうちょっと遅そうだし、気長に待とうかね、と道端に座ってた。そしたら、何台も見送った後、プップ、ってクラクション鳴らして止まった車があった
さっきのハイテンション老夫婦。「乗ってく?」と窓からおじいちゃん。

行きます!!と急いで車に乗っけてもらう。とりあえず、この2人が住んでるRidgecrestっていう街まで連れてってもらうことにした。こことLAの中間地点くらい。
そしたら、車の中で奥さんのチャーリーが、「もしよかったら、今日は家に泊まっても全然構わないわよ」と言ってくれた。。いやいや、それはお世話になりすぎじゃ…って思ったけど、「全然気にしないでいいわよ、hikers do things like this(山をやる人ってそういうものでしょ).」と。それで、お言葉に甘えてお家へ。。
明日LAまで行くのに、レンタカー借りる?って行って途中レンタカー屋さんにも寄ってくれた。




おうち、すごすぎ…。超広い2階建て。全部自分たちでデザインして建てたんだって。
「飲み物なにか飲む?」って言われて、「じゃあ2人で1本でいいので、何かいただけますか?」って答えたら、「だめ、1人1本飲んでいいから。コーラ?ペプシ?ビール?水?炭酸水?」って。
じゃあ、と恐縮しながらコーラとペプシをいただきました。久しぶりの炭酸。。うまい

部屋はここね、とうちら専用のベッドルームとシャワールームも用意してもらった。ちゃんと新品のシーツやカバーでベッドメイキングまでしてくれて。ホームステイを思い出したよ。
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夜ごはんまでゆっくりしてね、と言われて、まず、バスソルトとかなんか色々豪華なアイテムがあるシャワーを借りた。1週間ぶりだったから、全身きれいになってほんとにリフレッシュ
しかもその後は、さらに洗濯までしてもらっちゃった。靴下とか、かなり危険な香りがしてたけど、奥さんのチャーリーは、「山にいったら誰でもそうなるんだから。」って。ダウン用の洗剤もあるわよ、とダウンまで洗ってもらっちゃった


ここまで書くだけでも、この人たちのホスピタリティーは半端ない、ってわかるけど、さらにまだまだある。


「スーパーに夜ごはん用の買い物行くけど、アイスとか食べたくない?あなた達何フレーバーが好き?」って聞いてくれて、あたしはストロベリー味、西川はチョコ味って言ったら、1人1つ、バケツくらいのアメリカンサイズのアイスを買ってきてくれた。

そして、夜ごはんは、なんとお庭にテーブルと椅子をセッティングして、星空の下でキャンドルを灯しての野外ディナー

蒸し焼きのサーモンやら、焼き立てのパンや、おいしいメキシコビール。。


乾杯の前にだんなさんのジョンが「暴力とか戦争とか、悲しいニュースが多いけど、君たちみたいな若者がいるってことがうれしいよ。君達が未来を明るくしていくんだよ。」と。

そういう気持ちで、このおもてなしの全てをしてくれてるんだなぁ…。感動してしまいました。





夜、ふかふかのベッドで、西川と同じお布団で寝れる幸せ…
あぁー、今日は銀マの上でストレッチしなくってもいいんだなぁ、、、とか考えながら眠りにつく。
ジョン、チャーリー、本当にありがとう。なんか全部夢みたいだ…
お腹も気持ちもいっぱいで、もし夜中に食べられちゃったりしても(2人が魔女とかでさ)、もう知らない。素敵な2人です、ほんとに。

JMT 33 ゴール

9月10日

day 33
Trail Camp→Whitney Portal

6時おきだったけど、テントの中で着替えてるうちに、もうお日様の光が…。目はあんだけ泣いたからめちゃくちゃ腫れてるけど、こんなにあったかい朝はJMT中で初めてかも
手とか顔をバケツの水で洗うのも全然苦じゃない。むしろ、気持ちいいくらい

朝日でレッドクリフ。西川らしからぬポーズ。
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今日も、まるちゃんにコーンを入れたラーメンが朝ごはん。角砂糖4つも入れたリプトンティーも食後につけて、るんるんと準備

パッキングも済ませて出発の前、銀マだけ地面にひいて、絶景の中西川に青空足裏マッサージしてもらった。下りで膝痛くなったから、ほんとは昨日の夜してもらおうと思ってたんだけど、泣いたまま寝ちゃったからね。
出発が遅くなっちゃうし、いいよ、と思ったけど、西川が「楽しい下りになるように、しといた方がいいよ」っていうから、女王様の様にしてもらった。ありがとございます。
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そして、8時50分出発。ふもとから登ってくる人とたくさんすれ違う。
富士山とは違って、トレイルの環境を保つために、ここは1日に山に入れる人数が決まってる。枚数限定で許可証が発行されて、その青かオレンジのタグをザックに付けるようになってるのね
青は1泊してWhitneyに登る許可証なんだけど、なんとオレンジタグの有効期限は1日間のみなの。つまり、このオレンジタグを付けた人たちは、24時間以内に、麓から4418mのWhitneyに登頂してさらにまた同じ道を下らなきゃいけないの。
これ、かなりかなりかなりきつい行程だよ、距離だけでも20マイル(≒32㎞)以上ある上に、2000mのアップと2000mのダウン。。これは、鬼です
おそらくオレンジタグは、Whitneyに登るための許可証じゃなくて、1日山に入ってピクニックを楽しむためのものなんだと思う。でも、Whitneyはすごい人気だから、青のタグは何か月も前から予約とかしないといけないんだって。だから、みんな無理やりオレンジタグでWhitneyを目指してるんでしょう。

だからうちらはオレンジタグの人を見るたびに、「おおおーー、オレンジタグだー、すげーー。」言ってたよ。
みんな結構死にそうになりながら「Whitneyまであとどれくらい…?」とか聞いてきたもん。



途中で、おじいさん、孫、おばあさんの3人組に会ったよ。おじいさんと孫はほんとの家族で、おばあさんとはトレイルの途中で会って仲良くなって合流したんだって。
そして、うちらと同じく、30日以上かけてJMTを歩いてるらしい。親近感
トレイル慣れしたすごく感じのいい人たちで、「ここ下りた後のride(=足)はあるの?」って向こうから聞いてくれた。サンフランシスコから来た3人だったから方向が逆だったんだけど、北なら連れて行けるよ、って言ってくれて。
前にも、ヒッチハイクしてるトレッカーを拾って帰ったことあるんだって。他の人にも声かけたらぜったいつかまるよ、とも言ってくれた。
おおー、神。なんかすごく気持ちが楽になった。


あとね、「今日でJMTゴールなんです。」って言ったら、「イエーーーイ!ハイタッチしよう!!」みたいな老夫婦とも会ったよ。この2人も、何年か前にJMT踏破したんだって。
山をやってる人同士って、それだけですぐ仲良くなれちゃうんだよね。「夕方には下山するから、もしその時までにヒッチハイクがつかまってなかったら、うちらが乗せて行ってあげるよ。」と言っていただいた。



西川と一緒にトレイル脇で座ってナッツ食べたり、パワーバーを食べたりするのも、今日で最後かぁ。。ほんとに33日間も山にいたのかなー…て思うけど、日記がこんだけ溜まってるから、そうなんだろう。
いい1か月だったな。この旅中じゃないと、ほんとに来れなかった、出来なかったことだよね。



下の方に登山口の駐車場が見えた時、ほんとにこれで最後なんだ…って思ったら、なんかドキドキしてきちゃった。
トレイルのまわりの木がそよそよ揺れてるのが、凱旋パレードとかみたいに「おめでとーーー。わーーー。」って言ってる様で、なんか頷きながら歩いちゃった。
トレイルヘッド(ゴール)に着いたら、西川と握手して抱擁しよう、とか思ってたけど、着いてみたら、先に着いた人たちが記念撮影してて、お互いに写真撮りあったり、他のクライマーのおじさん達に話しかけられてる間にうやむやになっちゃった。いい人達だったけど、みんなここから北上して帰る人ばかり。どうしてみんな北なのかしら??


うちらの記念写真。無事にゴール。33日間、ありがとう!!
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JMT 32 祝Whitney登頂 最後の夜

9月9日

day 32
Guitar Lake→Trail Camp

うおーーーー!!雪だよーー雪!!
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夜中寒かったわけだー、こりゃあ。シュラフ自体が冷たくて、よく寝れなかったもん。やってくれるねー、最後のクライマックスの日に。
バケツに汲んどいた水にも、厚い氷
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外に置いといたザックにも、雪(霜?)がびっしり。
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テンション一気に上がって目パッチリ。今はもう降ってないし、風もないし、今日は天気よさそうだし


西川は「足がかじかむー。」とか言ってめずらしくなかなか準備が進まないので、あたしはてきぱきとペグ(テントを地面に固定する杭)を外して、重石の石を外し、テンマをたたみ、テントのぽきぽき(骨組み)を取る。いったん外に出ちゃえば寒くても動けるもんだ



太陽の光が、近くの山を照らしてるのが見える。それがうちらの方まで移動してくるのを待ってた。太陽を浴びた瞬間、あったかくて思わず叫んじゃった。そしたら、近くにテント張ってた外人も「Sunriiiise」って叫んでたよ。目が合ってお互いにっこり



さぁ、Whitney山頂にアタック!!北から南へのJMTのクライマックス。この山はなんとアメリカ本土で一番高いんだよ。14491ft(4418m)!!


道は昨晩の雪でまだ凍ってた。でも、陽射しはあったかい。
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上りはもうほぼ疲れないぞー。逆に西川がへばってたぞ。



途中でとっても感じのいいカップルに会って、一緒に車で帰れる人探してるんだ、って言ったら、なんとその2人はサンディエゴ出身。
うちらと同じくJMTを終えるところで、今日Whitney山頂に登ったら、そのまま登山口まで一気に下るんだって。それで、登山口の駐車場に友達が置いておいてくれた車で、今夜徹夜で運転して帰るらしい。かなりの強行軍
「だから、今日あなたたちも登山口まで下りて来るなら、喜んで乗せてってあげるよ」って言ってくれた。
ほんとは下りでもう1泊して帰るつもりだったけど、じゃあ、がんばっちゃう?って一瞬思った。
そして、やっぱり考えて、あたし達には無理だ、と判断。「やっぱりやめとくね、本当にありがとう」って伝えたよ。
あー、でも残念。確かに、今日登頂して、そのまま今夜中にLAに着いたら余韻もなにもなくてあわただしいけど、キャラクターも場所もぴったりだっただけに、もったいなかったなー




まずは、Crestていう途中にある分岐点を目指す。急に冷たい風が吹き始めたけど、ユニクロのウルトラライトダウンで頑張る。いつも通り、もうちょっとかな?と思ってからが最後長かったけど、2000ft(600m)アップももう射程範囲内になったね、全然

どんどん上る。乾いた景色が美しい。
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最後は山頂までのピストンになるので、分岐でザックを置いて、パワーバーで腹ごしらえをしてさらに登った。もうすっかり山の体だぜ。分岐からの登り、もっかいやって、って言われても、もう1回できるくらいの余裕があった。

こんな岩もあった。なんか、すごい非日常感があった。
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そして、Whitney山頂登頂
なんか、アメリカ本土で一番高いところに来ちゃったなんて不思議。アメリカ本土にあるものは、ぜーーんぶここより下にあるんだよね
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山頂には非難小屋もある。これには写ってないけど、他にも人がたくっさんいたよ。日本でいったら富士山みたいなもんだもんね。
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風がすごく強かったけど、岩の陰に隠れてお祝い行動食を食べた。前半以来食べてなかったレーズンヨーグルトや、クッキーも、残りを気にせずばくばく食べたよ


そして分岐まで戻って、Whitneyの裏側をスイッチバックで下る。もうここからは下るだけ。
でも、なぜか気持ちが不安定。多分、まだ車に乗せてくれる人が見つかってないのが大元の原因。車目当てにニコニコみんなに話しかけるのも嫌になっちゃったし。英語は全部あたしだし。

JMT最後の夜は、そういうわけで、せっかく予備の行動食も開けていつもの2倍の夜ごはんだったのに、2人で黙々と反省会みたいに食べた。楽しくないと、うれしさも美味しさも半減。。
そしてその後は、浄化?除霊?のように泣きまくる。。
JMTが、悪い物をもったまま下界に下りないように、清めてくれたのか??すごい夜だった。。

JMT31 マーモット

9月8日

day 31
Wright Creek→Guitar Lake

7時20分発!!だんだん朝に強くなってきたぞ!(もう最後だけどね…)西川がラーメン作ってる間に、テントから遠くに置いといた2つのザックを引っ張って来て、ザックに入ってた化粧水とかも出せた!
今日は朝から2人ともニコニコ出発。非常ーーーーに良いことです

テン場で見つけた超でっかいきのこなんかおいしそうだったけど、、やめといた。
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昨日うちらも目指してたWallence Creek Jctに泊ったであろう人達が、まだ寝てる間に通過。Jctまで降りて行くにつれて、どんどん空気が冷たくなってびっくりした。温度が低い方が重いもんね。
また、うちらの宝箱(=ベアボックス)があったからチェックしたら、まだ誰かの食べ物が入ってて、周りを見渡したらシュラフ(寝袋)だけ、テントなしで寝てる人発見
荷物も減るし、朝・夕の準備も簡単になっていいだろうけどさ…。いくらなんでも寒いでしょ。でも、JMTは雨がほぼゼロなので、シュラフだけの人、結構いるんだよねー。



下りはすぐに終わって、丘をアップダウンしながら歩く。
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途中、マーモットの近くで休憩したの。写真が撮れたので公開。
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こんな間抜けで愚鈍な生き物、あんまりいないと思う。形は、りすとかねずみをでっかくした相似形だけど、なんかずんぐりしすぎてて、走っててもどたどたどたー、って感じだし。
休憩しながら何度見ても、だるまさんがころんだやってんのか、って位動かないし。なのになんだか気になって何度も見ちゃう
もっとたくさん見たいけど、なかなかいないんだよねー。

実は、昨日も西川は1匹見たんだって。その時は、岩の上にべたーーー、って腹ばいになってひなたぼっこしてたらしいよ。「ただのファー」だったって。見たかったーー



人に全く会わず、さらにいい感じの森を抜けて進む。Crabtreeってとこまで、5mile(≒8km)/3時間!!とってもいいペース
ここで、『Wag Bag』なるものを入手した。今日泊まる予定のGuitar Lakeから南は、JMT南側の出口から近いので、人も多い。人間の排泄物で自然破壊が進んでるから、このエリアでは、このビニール袋の中に排泄するルールなのだ。袋の中には、水分を吸収して固める粉状の何かが入ってる。
毎日しっっかり運動してるからか、JMT中とても快便なお腹。ゴールまで2泊、2日分のあれと一緒に歩くのは嫌だよーー。Guitar Lakeではせずに、少し戻って掘ってしようかな…
だから、1人1個って書いてあったけど、ここから2日間1個だけではすごく不安だったから、2人で3個取っちゃった…。ごめんなさい。。


まだ11時前だったけど、パワーバー休憩。たくさん人が通り過ぎて行ったよ。みんなGuitar Lakeを目指してるみたい。
川のそばで鹿の家族を見たよ。

そしてこんな木も見つけた。西川の指導で、同じポーズ。こういうことするのってほんと楽しい
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それでね、なんかそこからすぐに、今日のゴール、Giutar Lakeに着いちゃった。ひらりん、ってかんじで。
やっぱりさ、上りはいいね。1歩1歩自分の体が高くなってくのがいい。向こうの景色がどんどん見えてくるのもいい。下りは最初はいいけどどんどん埋まってっちゃうからさ。そして、振り返って、さっきまでいた所をうんうん、って見下ろすのもいい。足も痛くならないし。
明日はWhitney登頂だけど、きっとまた「思ったよりきつくなかったー」ってなる予感がするけど、どうかな。






とうとうJMTもあと2日。本気で、終わっちゃうのやだなー、って思った。
下界はめんどくさすぎる。どうでもいいのに考えなきゃいけないことが多すぎる。3食何をどこでどれくらいお金使って食べるか、とか、宿はいくら位でどこにするかとか、ファッション・見た目とかさー。国によっては何するにもいちいち値段交渉しなきゃいけないし

この、毎日同じルーチンをくり返しながら移動して、日中は気持ちのいい自然の中をただ歩いてればいい、おなかのすき具合と合ういい場所があれば、そこでザックおろして座ってパワーバーを食べる、というのは楽ちんです。遊牧民みたいな感じか?
まぁ、これもあと2日だからそう思うのであって、もしあと3日に伸びたりしたら、また街を渇望するのかもしれないけど。でも実際食べ物欲も収まってきたんですよ






今日は2人ともあんまりお腹空かなくて、行動食が余った

不穏な風が吹いてきて、外がすごく寒かったけど、テントの中で夜ごはんのメキシカンライスとエッグハムを食べてたら太陽出た

夜は、西川と将来の子供(男の子)の名前を考えてた。すんごいいいやつ1個思いついちゃった。へへへ。
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プロフィール

くじら日記

Author:くじら日記
2009年12月23日に結婚しました。
だんなさんは鍼灸師、わたしは病院での研修医を終えて、1年間の休みを取っての世界一周新婚旅行。
日記を、人が見てもいい文章で書くのってどうやってやるのかな…?と思いつつ、旅の記録を残したくてやってみました。

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