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エベレスト街道トレッキング3

4月30日

朝起きたら西川が38.5℃の熱。。
頭痛もする、って。


宿で日本茶や白湯もらって、日本の薬も出してもらったりして、すごくよくしてもらった。
ありがとうアンディー。
アンディーのとこに来た意味はこれか…?
辛そうだったので、あたしが持ってきたロキソニンも1T内服。


横たわるだんなさま。
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もともと高地順応のためにナムチェには2泊する予定だったから、今日は1日フリーな日。
そしてあたしは元気
なので、寝てる西川を部屋に置いて(もちろん了承を得て)、「悪い奥さんかな…」と少し罪悪感を感じつつ、お散歩へ。

ナムチェの上の方に少し登ってみたら、view pointからエベレストがちらり。。
すごいなぁ。
地球のてっぺんか。やっぱり少し感動。
もっと近づいてみたいな。
南極とか宇宙だってお金を出せばなんとか行けるこの時代に、
自分の足で歩いてしか行けない場所があるなんてなんだか不思議。。


それから次は、町の下の方へ下りてみた。
歩いてたらどっからか
「sushiー、すしーーー!!」って声がした。
ネパール人のおばちゃんに「they’re calling your name.」って言われたから
(違うけどね。。)と思いながら行ってみたら、
昨日登りの途中で会って、「I saw “departure”(おくりびと). It was a beautiful movie.」って言ってくれた人たちがいた。

カザフスタン人とロシア人の3人。
ロシア語圏の人たちの英語は、Rが巻き舌だからすぐわかる。昔のロシア人のバレエの先生を思い出す。



英語あんまり通じないけど、超陽気な人たち。
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日本のこと色々聞かれて、アップルパイや紅茶をおごってもらいながら、1時間半くらいお話しちゃった。


「日本って酸素バーがあるんでしょ?!!料金ってどのくらいなの??」
まずそこから?!
酸素にも色んなフレーバーがあることを教えたら大うけしてた。
あたしは吸ったことないけど、どうなのかな??
確かに、3000m以上のとこにいる今、関東平野にある酸素バーを思うと、すごく意味ないような気はするけど。。


「日本人の定年と平均寿命ってどのくらい??!」
定年が65歳で、平均寿命は男が80代前半、女が後半だよ、って教えたら、
ロシアは定年は同じ60~65歳なのに、平均寿命も60代らしい。
それって、一生現役だね。。
しかもそれなのに、政府が定年を引き上げようとしてるらしい。。


「日本の家賃と月収はどれくらい??」
あたしの場合、で答えたら、これはだいだい同じくらいらしい。
ただし、日本人の労働時間にはまた大うけしていた。。
仕事やめて来ました!ってあたしたちが言うと、あぁ日本人は働きすぎだからねー、って他の外人にもよく言われたなあ。。

「産休ってあるの?」
あるはあるけど、ほとんど無給だし、復帰が難しくなるケースも多いよ、って言ったら、
今度は憐れみの目でoh my god.. crazy....
と言われた。
ロシアは産休+育休で3年間、しかも有給(まぁ30%とからしいけど)なんだって。
すごいなぁ。うらやましいなぁ。。
でも寿命60代か。。うーーーん。


ロシア人とかなかなか触れ合わないし、カザフスタンにいたっては国民に会うのすら初めてだったけど、
みんないい人達だった。
ロシア料理には、辛い、という概念がないらしく、ネパール・チベット料理は苦手で、トレッキング始まってからは、ゆでたじゃがいもとゆで卵しか食べれてないんだってー。
かわいそうだけど、なんか大の大人がかわいいね。



みんなにお別れして、午後は宿でアンディーがかけてくれたBEGINを聞く。
ヒマラヤの山の中で聞く、涙そうそうや島人ぬ宝。。。
時間がとまって、どこにいるのかわからなくなる。

なんか「いい人間」になれそうな曲達だなぁ。
BEGIN好きになっちゃうなぁ。。




しかし夜になるに従って、あたしも体調ダウン。
昨日の西川と同じ症状だ。。
今度はあたしが西川に布団を借りて寝ましたとさ。
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エベレスト街道トレッキング2

4月29日

今日はきつかったーーー
パクディン(2610m)からナムチェ(3440m)まで8時間くらい歩いた。。

でも昨日の
「もうだめだ、死ぬ前ってこんな感じかもしれない。もう俺のことはいい、置いていってくれ。。」みたいな感じじゃなくて、立ち止まって休めばちゃんと回復する、sustainableな登りでした

おじいちゃんも含む他のトレッカーみんなに抜かれる、すーーーごくゆっくりなあたしに、西川はヤクを追う人みたいに辛抱強くついてきてくれた。
あたしも自分で自分に「ハイッ、ハイッ」って声をかけながら1歩ずつ登って、ヤクだった。


あ…?

ヤク→→→ヤックル??!!






ちなみに、山での西川は、超A級である
やさしいし、すごく気遣ってくれる、でも無駄口は言わない




途中つり橋がいくつもあった。
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とてもでかい町、ナムチェ。高度は3440mもある。
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今朝会ったポーターの男の子にたまたま勧められた宿に行ったら、なんと去年順天堂の燕岳診療所に行ったときに山小屋で働いてたネパール人のおっさん、アンディーがやってる宿だった。。
うそでしょ。。
2人の人間が地球上でこんなピンポイントで再会することってあるの??


でも、ある。
こういうことってたまーにだけど、ある。



もし去年の日食の日、燕に登ってなかったら、
もしパクディンのポーターの子が今朝あたしたちに話しかけてこなかったら、
もし探すのがめんどくさくて数ある他の手近な宿に行っちゃってたら
もしアンディーが山に行っててナムチェに居なかったら、


すごく細いはしごの一段でも踏み外していたら、絶対実現しなかったことが、
想像を超えて、軽々と実った。



アンディーと西川。英語では敏弘だからtoshiという
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アンディーもあたしのこと覚えててくれて、色々話せたし、
夜ご飯のあと、西川はすごい寒気がして、下痢して、吐き気もあって、
万が一に備えてベッドサイドにそばに置いて寝たの。
そしたら、次の日の朝。。。

エベレスト街道トレッキング1

4月28日

朝4時半に起きて、なんだかうすら気持ち悪い。。

盛大に、おぇーー、って感じじゃないけど、まさに「うすら」気持ち悪い
カトマンズの空気にやられたか。
西川も「たばこ吸うよりも寿命縮まりそう」って言ってた。



今日からはやくも旅行の1大イベント、ヒマラヤエベレスト街道トレッキングだから、
カトマンズの空港まで移動して、6時半の便でルクラまで飛ぶ
一人だったら、気持ち悪くて動けなくて、きっと行けなかったな。



ここから約2週間のトレッキングのはじまり。
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ルクラ(2840m)に着いて、しばらくは大丈夫だったけど、
やっぱりだんだんふらふらになってきて、宿までが思い出せないくらい。。
お昼食べたところでも、西川にひざ枕してもらって寝ちゃったし。



でも、へろへろ歩きながら視界の端に映ってた風景は、
いかにも風光明媚で、ここは多分素晴らしい場所だよ(味わえる余裕があれば。。)
ただ単にさらっと美しいんじゃなくて、なんかぷりぷりっと栄養たっぷりで美味しそうな風景なのです。


ヤクと西川
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岩にたくさんお経が彫ってある。チベット仏教の影響。
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途中でとおった村
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しかし、パクディン(2610m)の宿に着いても、体にも全く力が入らなくて、
高山病か…?!って頭をよぎってこわかった。

来た分だけ戻らなきゃいけない。。
奥のほうで倒れるほど、帰りはやばい。。。

でもそしたら西川が超やさしくて、
「おかしょうは1人じゃないよ」とか、
「航空会社に連絡して、帰りをもっと遅くしてもらえば、レストしながら行けるよ」
とか言ってくれた。

しかも、たくさんつぼもしてくれて、そのあと夜ご飯を軽く食べて、他のトレッカーと話してたら、気持ち悪いのはなくなってた。



愛とスマイルがあなたを癒します。

これはハネムーンである

4月27日

9時過ぎに起きて、食パン買いに行く。

途中で加瀬と出会う
さらに道ばたで楽器を弾いてる人とも合流して、朝からコンサートを聞かせてもらう。
一緒に踊って楽しかった。
踊りはいいなぁ。。
今回はバレエシューズを持ってきてるんだけど、これから先どっかの国で舞うことはあるかなぁ



しかし、帰ってから早速、西川とディスカッションが行われる。
結論は
「2人がお互い楽しいと思うところに別々に行けばいいんじゃない。」
「なぜならこれはハネムーンである。」




そして昼寝。
なんでこんなに寝れるんだろう?
体が慣れていく段階?




夜は加瀬と一緒にチベタンごはん。
西川先輩といるあたしへの接し方なども含めて、加瀬は一回り大きくなったなぁ。
あたしが加瀬のすごい面を見てなかったのかもしれないけど、
仏教のことも色んな難しい単語を巧みに使いながら話していて、あたしのまったく知らない加瀬であった。

加瀬みたいな刺客が旅の途中でたまに現れてくれるといいなぁ。
ありがとう。

加瀬、きょうこさん、西川、あたし
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カトマンズ2日目

4月26日

朝起きたら、背中が甲羅。
長距離フライトはやっぱり疲れるぜ。。



今日はカトマンズの町をうろうろしてみた。
暑い中歩いて、色々売ってるマーケットぽいところや、公園とかに行ってみたんだけど、


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「何も特に感じないね。。」

と西川と。



うーーん、やっぱり普段都会に住んでるから、外国の(しかも汚い)都会にきてもあまり感慨がないんだろうか。。



ネパールの料理を食べて、ゴミまじりの空気を吸って(排気ガスで大気汚染まじやばい)、サンダルの足を黒くしながら歩いていくうちに、ゆっくりゆっくり体が慣れてしみこんでいくんだろうかなぁ。



くじら旅行は、劇的にスタートした!!!
というよりも、ゆっくりのっしり動き出したってかんじである



超観光チック
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夜は、探検部の後輩の加瀬を町で発見してお話しする。
もともといるのは知ってたんだけど、知らないところで知ってる人に会えるとテンションあがる


加瀬は仏教の修行に来てて、同じ宿の人も交えて、自然とその話になる。

あたしには特に信仰心がないこと、修行の話とか聞いて「すごいな」とは思っても多分あたしはしないだろうな、っていう少し引いた気持ちがあることで、後ろめたいような思いがあったけど、自分なりの方法で心理に近づけばいいっていうことがわかって、その場にいてもいいんだと思えた。

「人間が幸せになるために、必ずしも宗教は必要ではない」
「信じるだけではだめ、実践しなければ」
というダライ・ラマの言葉は非常にわかりやすくて、
ダライ・ラマさんの頭の良さ、やらわかさは、恐らくはんぱない。

カトマンズ

新宿のバス乗り場で。こんな荷物です。
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4/25、カトマンズに着いた。


ホンコンで乗り換え、そのあとダッカ(バングラデシュの首都)にも着陸したから、計6回の離着陸
ずっと同じ席に座ってるのももちろん疲れるけど、
なんだか離陸・着陸の上下運動で体の高度が何度も変わるのが一番疲れる気がする。。


でも、機内で見た「Lovely Bone」は、不思議な映画だったなぁ
前の人の座席がリクライニングしてるから画面がめっちゃ近くて、
そのせいで怖いシーンが目の前ですんごいこわかったんだけど
それでも、もしかして、伝えたことってこれだったの??、みたいなうれしい驚きだった。

見た人いますか?

あんなことをテーマにした映画は見たことない。すごいピンポイントだと思う。
想いを映像化する、まさにそれが映画である。



空港に着いたらもう夜11時くらいで、やっぱり、というか案の定、というか、
「宿からの迎えは来てない、タクシーを手配してやる」とカウンターの人に言われた。
外に探しに出たら、NISHIKAWAってカード持ってる人すぐいたし。。

はいはい。

でもおかげで、道も全然わからないし、このまま夜の町を変なとこに連れてかれたら、
それでおしまいなんだよなー、まだ始まったばっかりなのに、それはやだなー、
とか思ってしまった。
(無事に着いたし、宿も思った以上に良いところだった。1泊700円くらい。高めです。)
プロフィール

くじら日記

Author:くじら日記
2009年12月23日に結婚しました。
だんなさんは鍼灸師、わたしは病院での研修医を終えて、1年間の休みを取っての世界一周新婚旅行。
日記を、人が見てもいい文章で書くのってどうやってやるのかな…?と思いつつ、旅の記録を残したくてやってみました。

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