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インドの人

5月24日


インドではみんながだましてくる、ぼられる、声をかけてくる人はみんなうそつきと思え、そう聞いてインドにはすごく身構えて入国した。

でも、少なくとも今のところ、そんな悪い人1人も見てない。

いい人ばっかじゃん、というのが感想です。




例えば、バラナシで。
ガンガーでチャイを売ってるおばちゃん。
あたしが横の日陰に座って涼んでたら、あたしの横顔を見て「what is this?」って。
何年も前から、あたしの耳の下あたりには、にきびの痕が瘢痕(ケロイド)みたいになってるのは、みんな知ってると思うけど・・・。
薬を飲んでも、超痛い注射をしても、なかなかよくならず、徐々におっきくなっている
「acne scarなの。病院に行ってもよくならないの」って言ったら、
「オリーブオイルを塗ったら良くなるよ。オリーブオイルにあと2つ何かを混ぜるといいんだけど、何だったかな・・・??」って一生懸命考えてくれた。
もうあまり気にしないようにしてるけど、どうしても鏡を見たり写真を見たり髪の毛をアップにするときは、残念な気持ちになる。あたしにとっての弱点であるこの瘢痕。
それを自然に指摘して、しかも治療を一緒に考えてくれるその気持ちに、涙が出そうになったのでした



それから、バラナシの道は蛇のように細く曲がりくねっていて、迷路のよう。
地図を見ながらきょろきょろしてると、必ず誰かが声をかけてくれる
大体は、ローカルガイドとか申すいかがわしい人か、自分の店に案内しようとする人なんだけど、事情をちゃんと説明したら、ぼったくられることも、商品を無理やり買わされることも全然なかった
目的の場所までしっかり案内してくれて、バイバイ、って。
もしくはお店で、納得いく値段まで交渉して買ったり。


あとは、こないだも書いたボートのおっちゃんでしょ


電車やバスでも、誰かがなんかお菓子とかくれるし。





インドは、いい国だと思う

一部のリキシャーの人とかが、高いホテルとか旅行会社とかにコミッション目当てで勝手に連れてったりするから、国全体の評判が落ちて、日本人観光客はこの5年減り続けてるらしい。


同じ人間だから、話せばわかる、と今のところは思っています。
これから何があるかな??








それから、物乞いの人たち。
今までいろんな国で物乞いの人たちは見てきて、お金はあげたほうがいいのかもしれないけど、あたしはほとんどあげたことはない。

今回のインドも同じで、目が合うとやっぱりすこし気まずいけど、無視してきた。
赤ちゃんを抱っこして哺乳瓶をちらつかせながら、ミルク代がない・・・と言ってくるお母さんらしき人。
(母乳は出ないの?と思ってしまった。。)
足や手がない人。
くしゃくしゃのおばあさん。
おそらく先天的に背がすごく小さい人。


あげてもきりがない、というのもあるし、正直ちょっと怖い、というのもあった。



でも、この間、全身にぼこぼこがある女の人がいた。。
ビー玉くらいのからピンポン玉くらいの大きさまで、ほんとに全身くまなく。
なだらかな隆起じゃなくて、ほんとにちいさいボールがいっぱいついてるような感じで。
脂肪腫だろうか。。
路地を歩いて店の人に物乞いをしては追い払われていた。
差し出す手もぼこぼこ、後ろから見える首筋にもぼこぼこ。
怖くて顔は見れずに、横をすっと通り過ぎた。



その後から、あの人にお金をあげればよかった。。。ってすごく後悔した。
あたしあんなになったら生きてられない。
足や手がない方が全然いい。




同じ日の夜、バラナシの駅のホームで、びっくりするくらいやせた男の子がいた。
背は10歳くらいだったけど。
気づいたら音もなく西川に手を差し出していた。
ぎょっとして、首を振っちゃったんだけど、思い直して、追いかけてお金をあげた。
昼間見たぼこぼこの女の人にあげられなかった罪滅ぼしじゃないけど。
2ルピーコインだけだけど。
その子はお金を見ただけで、あたしの顔は一目も見なかった。
お礼とか言われると勝手に思ってたあたしは、傲慢なんだろうか。
人からもらうのが当たり前になってるから、お礼なんて言わないんだろうか。



どうしようもなさそうな人には、少しだけでもあげる、というスタンスになりそうです。

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ガンガー

5月20日


朝、早起きして、ガンガー沿いをお散歩

ひたすら洗濯カースト(?)の人たちがガンガーで洗濯してる場所があって、岸にはサリーやら洋服やらシーツが一面並べられていた。
インドは原色とか模様の布が多いから、とても美しい

※今は、雨季の前で、ツーリストもあんまり来ないくらいの猛暑
昼間は暑すぎて外を歩けなくて、部屋で本やまんがを読んでるんだけど、そのかわり、洗濯した洋服が生き物みたいにすばらしい早さで乾く。



nuno1.jpg


nuno2.jpg





ちなみに、サリーってほんとにきれい。並べても着てもきれい。
オレンジとか緑とか赤とか青とか・・・

何日もサリーで行きかう女の人たちを見続けてたら、自分でもサリーが欲しくなってきちゃった。
日本の染物(しぼり染め)みたいな柄のサリーがお気に入り
結婚式ブームの今、2次会とかに着て行ってもいいものか・・・?
そしたらほんとに買いたいなぁ







夕方、西川がガンガーのほとりで散髪。自分で。

だいぶ伸びて、もっさり汚らしくなってきたのでよかった。


くしの中にかみそりが内蔵(?)されてるやつで、梳かすと髪の毛が切れる。

インド人にも青空床屋さんはいるんだけど、みんなこういうくしは見たことないみたいで、興味深そうに覗きこんでくる。

こんなかんじに。
hair cut





そんな中の1人に、おっちゃんはいた。
となりに座ってきて「wow---. Amazing!! you finish? Give me(くしを)」ってニコニコ言ってきた。


この人は、何というか、すごく気持ちのいい、尊敬できると思える人だった。

インドに限らず、「あ、この人は自分より格上だ」と素直に思える人ってなかなか会えない。
驕ってるわけじゃなくて、そういう出会い、ってそうそうあるもんじゃない。
でも、このおっちゃんは、特別な人だった。



あたしたちが、12月に結婚したばっかりだって言ったら、「まわりの人が何か言っても気にしないことだよ」って。
ほーーーんと、それに限るよね。
「3人の兄弟は結婚してるけど、自分はno wife no girfriendだ。友達がいい。いい会話をして、いい関係を作って、それで十分なんだ」って。
ガンガーに浮かべたボートの上で、夜は寝てるらしい。家もあるけど、船の上がいいんだって。夜中に停電でファン(天井についてるやつ)が止まることもないし、風は涼しいし、蚊もいないし、いいよ、って言ってた。Sky is father, ganga is motherって。


あと、あたしも西川もくちびるにほくろがあるんだけど、それはラッキーなサインなんだって
人にすごく愛されるとできるらしい
そんなこと言われたことなかったけど、うれしくなっちゃった
西川の八重歯も、ラッキーだって言ってた。ほんとか??
自分は八重歯がないんだ。。ってすんごいきれいな歯並びを見せて、少し残念そうにしてた。


非常に好感の持てるおっちゃんだったので、夜ボートに乗せてもらうことにした。1時間100ルピー。いい人すぎて、気に入っちゃって、値切る気もしなかったよ。



夕方のガンガー
ganga yuugure






そして、
夜のガンガーは、特別でありました・・・

火葬場の近く。
人が燃えている火で視界が明るい。
火は8つあった。

怖い感じはまったくしなかった。もう火葬も終わりの方で、人の形はなかったからじゃなくて。多分人型が見えてもそうだったと思う。

なんか、みんなでたき火してるみたいだった。
日本では、人を燃やしてたき火したら怒られる(2重に・・・)だろうから、もし誰かが死ぬ/自分が死んだら、遺灰の一部でもたき火に混ぜて、焼き芋でもしながら火を囲んで酒盛りでもしたい/してもらいたいものだ。


ボートのおっちゃんは、「普段、例えば日本に帰ると、お金をかせぐことばかり考えたりするだろう。でも、ここにくると、人間はみんないつか死ぬ、死なない人間なんて1人もいないって思い出だすんだ。そうすると、お金なんてすごく意味のないものに思えてくるよ」って言っていた。


人によって、燃やすのに必要な薪の量も違うんだ、って言ってたから、「ああ、big personは多いよね」ってあたしが答えたら、「rich person ;)」って。厳粛な空気の中でのそのユーモアも、つぼなのでした。






川の方から見るプージャー(夜の礼拝)も光がとてもきれいで、あたしがもし絵が描けたら絵を描いただろう。でなくても、一眼レフを持ってくればよかったなぁ、と思った(大きいカメラは目立つから強盗とか怖かったし、荷物にもなるから、日本に置いてきた)。


プージャー。ガンガーに光がうつる。
ganga evening



おっちゃんは、他のボートが進むのに邪魔になるような船には躊躇なく怒鳴り声を上げてどかせながら、いつの間にかプージャーに一番近いどまんなかの場所にボートをつけてくれた。
それで、「ここは風がなくて暑いなぁ。岸に帰りたくなったらいつでもいいよ、言って」って。




結局1時間100ルピーの約束だったけど、1時間半ボートに乗せてもらってた。
気持ちよく150ルピー払ってお別れ。
こういう風にお金を使えると、お金が意味とやさしさを持って生きた、って気持ちになれる



おっちゃん、名前聞かなかったなぁ。
バラナシのハッピーマン、あたしの友達、さよなら!!

occhan.jpg


行き先へんこう!

5月19日


MSが住んでるミゾラム州に入るには、
①そのエリアに入るための許可証と、
さらに
②外国人であるあたしたちが入るための外国人許可証
の2つがいる。
それをカルカッタで取ってから、ミゾラムに飛ぶ予定だった。


MSとも、7年ぶり?8年ぶり?に、つながるかな・・・ってどきどきしながら電話したら、ちゃんとつながった。

もうすぐ会えるね!!!だんなさんってどんな人??とかって話して。

久しぶりに声を聞いて、一緒にすごした時間なんて、7年か8年前のほんの2週間くらいだけだったのに、やっぱり特別な人だってことを自分の中で再確認して。





でもそしたら。
許可証はデリーでしか取れなくなった、ってことが夕方わかった。

え??






ちーーん




地理的には、西からデリー→バラナシ→カルカッタ→ミゾラムだから、一回デリーに行ってまた帰ってくるのはすごくめんどい。。。

でも、明日カルカッタに行って、ミゾラムハウス(許可証のオフィス)に着いてから言われるより良かったか。
そしたら、予算的・時間的にミゾラム行きは無理になってたかもしれないし。。



あー、念のために事前にミゾラムハウスに電話しといてまじよかった。。






ということで、明日のカルカッタ行きの電車はキャンセル、速攻でデリー行きの電車を21日に取りました。
バラナシにあと2日いれることになったぞ。

バラナシに引き止められたのね~~





プロフィール

くじら日記

Author:くじら日記
2009年12月23日に結婚しました。
だんなさんは鍼灸師、わたしは病院での研修医を終えて、1年間の休みを取っての世界一周新婚旅行。
日記を、人が見てもいい文章で書くのってどうやってやるのかな…?と思いつつ、旅の記録を残したくてやってみました。

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