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妖怪ナイト 2

12月8日 夜

そして夜
今日はセレモニー会場に着いたら、たばことオイルを使う前に、もうアヤワスカが配られた。
タバコは昨日でもう気持ち悪くなったから、吸わなくてよくてよかった。
オイルは、今日はお弟子さんがくれました。

アヤワスカ、今日もぐびっと一口で。
味をもう知ってるだけに、昨日よりまずい・・・


歌を待ってる間、両足の蚊に刺されが超ーーーかゆくなってきて、無心で狂ったようにずっと掻いてた。
片足だけで30箇所以上刺されてるからね
もうすでにちょっと痛いくらいなのにそれでも掻きやめられず、暗闇の中、妖怪のように掻きまくる。
妖怪かきむしり。
昼間、マテオが作ってくれた、なんかのオイルの痒み止めを塗ったら、すごく効いた気がしてそのままにしてたんだけど、その上から掻いたから、オイルのべとべとが垢みたいにとれてきて、それも気持ち悪い
歌が始まっても痒すぎて全然集中できないし、我慢できなくなって、一回目の歌が終わった後、お風呂に行って、足を洗ってきた。

それで帰ってきたら、お弟子さんが近づいてきて、「どうした?」って。
なぜか足が急に痒くなってきて我慢できなかった、って言ったら、もう半杯飲みなさい、とコップに半分アヤワスカを注いでくれた。
ぐえぇぇ。でもまた一気に飲む。




※ここから先の記事は、あたしがアヤワスカを体験しているときに感じたこと、思ったことを書いています。



このセレモニーは、ずっと真っ暗闇の中で行われてるんだけど、これほんとに明るいときにやっては絶対にだめだと思う。
もしかしてここにいる人達全員、人間の姿じゃなくなってるんじゃないか、って気がするもん。
妖怪の鳴声がするもん。

そういうあたしも、気がついたら、これ人に見られたらまずいな、っていう動きしてたし。
昼間見た、どっかの家で飼われてた猿みたいな?
RIMG3014.jpg


は半開きで、目はきょろきょろ上をみたり大きく開いたり。足を組み替えてみたり、転がってみたり。
ひとつひとつの動きに特に意味はないの。でも、自由で、楽で、満ち足りてる。

ふと、重症の精神病患者や知的障害(と言われている)の人達の動き、表情に似てることに気がついて、びっくりする。
この人達は、解放された状態のまま、生まれてきたんだね。


あたしはそのまま、アメーバみたいな原始的な生き物になったり、他の小動物にもなった気がする。


この世に生まれて来る前、みんな、金色の液体のプールの中に、魚みたいにぴちぴち泳いでるの。
それでそのプールから、ぴょん、ってジャンプして空中に浮いてる間、それがこの世にいる時間なの。
基本は金色のきらきらのプールの中。ただのジャンプだから、キャッキャッと楽しんでまた水の中に帰ってくればそれで良い。
例えば、偉業、と言われるような、素晴らしい絵や音楽を遺す人もいるよね、そういう人はジャンプしながらくるっと回ったりしてるの。
水の中のみんなはキャッキャ笑ってすごいすごいー、ってそれを見てる。

ジブリの『崖の上のポニョ』の世界観は、これとすごい似てると思った。



だから、好きな人や親しい人がこの世で亡くなる=プールに戻る、のも、全然悲しまなくてよいのだ。
すぐプールで一緒になれるよ。


でも、どうせただのジャンプだから、とおざなりにこの世を生きるのもよくない
小さなお気に入りの小物を集めたり、子供の名前を一所懸命考えたり、そういう細やかなものも大切なのだ。
プールにいるときの考え方だけでものを見てたら、全部どうでもよくなっちゃうかもしれないから。楽しまなくちゃ




あと、赤ちゃんにもなったの。
赤ちゃんは、すごい楽しい
体を動かしてるだけで、あー、とか、うー、とか声を出すだけで、笑顔になっちゃう
ママに、ほっぺをぷにゅぅ、ってされたりしたら、もうたまんない!。
こっちからも「ママー。」って言う、それだけで、涙が出るくらいうれしいの。
赤ちゃんだった頃の、ママの私に対する愛を、今じかに感じた。

あとね、赤ちゃんって、ほんとは言葉も全部わかってるらしいよ。
でも、しゃべる必要がないし、あぁぁ、とか言ってるだけで十分だから、しゃべらないの。
気が向いたら話し出す、それが1歳くらいらしい。


いやぁ、赤ちゃんは、いいねぇ
赤ちゃん本人にも、親にも、こんなに心の豊かで満ち足りた時は、他にはないよ。
あたしも赤ちゃん産みたくなった。

学生のときと研修医のときに他人のお産を見すぎて、出産が怖いと思ってたけど、セレモニー中に近づいてきた蚊にも
「もう今日はいっぱい痒かったから、もう刺さないで。明日なら1箇所くらいなら刺してもいいから」って話しかけたら、理解して去って行ってくれたから、きっとお産の時にも赤ちゃんに話しかけながらしたら、楽に産めるかも?とか思った。




2回目のアヤワスカは、生きる喜び、この世界の仕組みの一部を見たようで、とても楽しかったの
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プロフィール

くじら日記

Author:くじら日記
2009年12月23日に結婚しました。
だんなさんは鍼灸師、わたしは病院での研修医を終えて、1年間の休みを取っての世界一周新婚旅行。
日記を、人が見てもいい文章で書くのってどうやってやるのかな…?と思いつつ、旅の記録を残したくてやってみました。

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