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ガンガー

5月20日


朝、早起きして、ガンガー沿いをお散歩

ひたすら洗濯カースト(?)の人たちがガンガーで洗濯してる場所があって、岸にはサリーやら洋服やらシーツが一面並べられていた。
インドは原色とか模様の布が多いから、とても美しい

※今は、雨季の前で、ツーリストもあんまり来ないくらいの猛暑
昼間は暑すぎて外を歩けなくて、部屋で本やまんがを読んでるんだけど、そのかわり、洗濯した洋服が生き物みたいにすばらしい早さで乾く。



nuno1.jpg


nuno2.jpg





ちなみに、サリーってほんとにきれい。並べても着てもきれい。
オレンジとか緑とか赤とか青とか・・・

何日もサリーで行きかう女の人たちを見続けてたら、自分でもサリーが欲しくなってきちゃった。
日本の染物(しぼり染め)みたいな柄のサリーがお気に入り
結婚式ブームの今、2次会とかに着て行ってもいいものか・・・?
そしたらほんとに買いたいなぁ







夕方、西川がガンガーのほとりで散髪。自分で。

だいぶ伸びて、もっさり汚らしくなってきたのでよかった。


くしの中にかみそりが内蔵(?)されてるやつで、梳かすと髪の毛が切れる。

インド人にも青空床屋さんはいるんだけど、みんなこういうくしは見たことないみたいで、興味深そうに覗きこんでくる。

こんなかんじに。
hair cut





そんな中の1人に、おっちゃんはいた。
となりに座ってきて「wow---. Amazing!! you finish? Give me(くしを)」ってニコニコ言ってきた。


この人は、何というか、すごく気持ちのいい、尊敬できると思える人だった。

インドに限らず、「あ、この人は自分より格上だ」と素直に思える人ってなかなか会えない。
驕ってるわけじゃなくて、そういう出会い、ってそうそうあるもんじゃない。
でも、このおっちゃんは、特別な人だった。



あたしたちが、12月に結婚したばっかりだって言ったら、「まわりの人が何か言っても気にしないことだよ」って。
ほーーーんと、それに限るよね。
「3人の兄弟は結婚してるけど、自分はno wife no girfriendだ。友達がいい。いい会話をして、いい関係を作って、それで十分なんだ」って。
ガンガーに浮かべたボートの上で、夜は寝てるらしい。家もあるけど、船の上がいいんだって。夜中に停電でファン(天井についてるやつ)が止まることもないし、風は涼しいし、蚊もいないし、いいよ、って言ってた。Sky is father, ganga is motherって。


あと、あたしも西川もくちびるにほくろがあるんだけど、それはラッキーなサインなんだって
人にすごく愛されるとできるらしい
そんなこと言われたことなかったけど、うれしくなっちゃった
西川の八重歯も、ラッキーだって言ってた。ほんとか??
自分は八重歯がないんだ。。ってすんごいきれいな歯並びを見せて、少し残念そうにしてた。


非常に好感の持てるおっちゃんだったので、夜ボートに乗せてもらうことにした。1時間100ルピー。いい人すぎて、気に入っちゃって、値切る気もしなかったよ。



夕方のガンガー
ganga yuugure






そして、
夜のガンガーは、特別でありました・・・

火葬場の近く。
人が燃えている火で視界が明るい。
火は8つあった。

怖い感じはまったくしなかった。もう火葬も終わりの方で、人の形はなかったからじゃなくて。多分人型が見えてもそうだったと思う。

なんか、みんなでたき火してるみたいだった。
日本では、人を燃やしてたき火したら怒られる(2重に・・・)だろうから、もし誰かが死ぬ/自分が死んだら、遺灰の一部でもたき火に混ぜて、焼き芋でもしながら火を囲んで酒盛りでもしたい/してもらいたいものだ。


ボートのおっちゃんは、「普段、例えば日本に帰ると、お金をかせぐことばかり考えたりするだろう。でも、ここにくると、人間はみんないつか死ぬ、死なない人間なんて1人もいないって思い出だすんだ。そうすると、お金なんてすごく意味のないものに思えてくるよ」って言っていた。


人によって、燃やすのに必要な薪の量も違うんだ、って言ってたから、「ああ、big personは多いよね」ってあたしが答えたら、「rich person ;)」って。厳粛な空気の中でのそのユーモアも、つぼなのでした。






川の方から見るプージャー(夜の礼拝)も光がとてもきれいで、あたしがもし絵が描けたら絵を描いただろう。でなくても、一眼レフを持ってくればよかったなぁ、と思った(大きいカメラは目立つから強盗とか怖かったし、荷物にもなるから、日本に置いてきた)。


プージャー。ガンガーに光がうつる。
ganga evening



おっちゃんは、他のボートが進むのに邪魔になるような船には躊躇なく怒鳴り声を上げてどかせながら、いつの間にかプージャーに一番近いどまんなかの場所にボートをつけてくれた。
それで、「ここは風がなくて暑いなぁ。岸に帰りたくなったらいつでもいいよ、言って」って。




結局1時間100ルピーの約束だったけど、1時間半ボートに乗せてもらってた。
気持ちよく150ルピー払ってお別れ。
こういう風にお金を使えると、お金が意味とやさしさを持って生きた、って気持ちになれる



おっちゃん、名前聞かなかったなぁ。
バラナシのハッピーマン、あたしの友達、さよなら!!

occhan.jpg


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No title

この日記やばいね。感動した。
普通に生きていても出会えない人と出会えるのが旅の本当の意味。
このおじさんの素敵さというか生き様は文字でも伝わってくるよ。
あたしもインドに行かなくてはいけない気がしてきた。
ガンガー美しすぎる。

Re: No title

デザインや配色の新しいアイデアにも、インドは役立ちそうだよ。
サリーやターバンの色使いには、どっきりします。
会えない人に会えることが旅の意味かぁ。そうかもしんない。
あとは、2人旅だから、その絆かね。
6月5日に中東ヨルダンに飛ぶよ。
プロフィール

くじら日記

Author:くじら日記
2009年12月23日に結婚しました。
だんなさんは鍼灸師、わたしは病院での研修医を終えて、1年間の休みを取っての世界一周新婚旅行。
日記を、人が見てもいい文章で書くのってどうやってやるのかな…?と思いつつ、旅の記録を残したくてやってみました。

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