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ルクソール満喫・・・

6月15日


朝6時に起きて、精力的に動きましたよー
本当にエジプトでは動きっぱなし。
それだけ見るとこがたくさんあるってことだなぁ。
ヨルダンから飛行機で来てよかった。



フェリーに乗って、ナイル川の西岸へ。
西岸には、王家の谷とか、色んな神殿がある。
ナイルから王家の谷





この旅行では、あたしと西川の行きたい国を挙げて、ワンワールドに加盟してる航空会社でつなげられる場所をつないでいく、という方法でルートを決めた。

ネパールは西川:エベレスト街道トレッキングが目的
インドはあたし:とにかく「インド」に行ってみたい
ヨルダンは西川:ペトラ遺跡が見たい

ってかんじで。



エジプトは断然あたしだった。

なぜなら、

よしもとばななさんの「SLY」という小説がすごく好きで、それがエジプトの旅行を題材にした物語だったから。ばななさん自身の旅行の体験が元になっていて、それを読んで、あたしもエジプト行ってこれしたいなぁーと思ったから。

だから、SLYで主人公たちが訪れる場所を実際に訪れてみる、っていうのが、すごく楽しみだったのだ


王家の谷には、60個以上のお墓があるんだけど、その中から見たいお墓3つを選ぶシステム。
なんで?全部見せてよー、って感じだけど。
あたしは、迷わず、SLYの中でエピソードとして出てくる、トトメス3世のお墓をはじめに見に行った




王家の谷の一番奥。
このお墓はどろぼうを避けるために、高いところから長い階段を下に掘ってつくられた(でも結局盗まれたけど)。
入るのを待ってる時、外ももう十分暑いのに、お墓の中の方が人の熱気で蒸してて、階段を登って外に出てくる人みんなが、「はー、外の方が涼しい」と色んな国の言葉で言うのがわかって面白かった。お墓に入った人みんなが、同じ感情を共有して出てくる、っていうのが。


そしてあたしも中に入る。
初めてのエジプトのお墓。


壁と天井一面の絵にほんとうに驚いた。余白なし。色もくっきり残っている。紀元前1400年以上前のものがだよ。

今は2010年だけど、それはBCに対するADの数え方であって、そのずっと前から人の歴史は続いてるんだ、って改めて思った。


泥棒は全てをかっさらっていったけど、壁の絵までは持っていけなかった、ってよく聞くけど、ほんとにその通り。

こんなに細かくびっしりと絵を書いたり、素晴らしい副葬品を作って置いた人達の、
息を止める様な集中力×時間×祈りの気持ち、で、お墓ができた頃、この部屋は無限のパワーに満ちてたに違いない

よしもとばななさんは、そのパワーの幻覚を見たりしたそうだけど、あたしにはそこまでの感受性はなかった。。
それでもやっぱり、2400年経っても残ってるそのパワーを、少し感じたような気がした。
棺の内側に書いてある、遺体を包むように伸びている2本の手を見た時、死後の世界を当たり前のものとして考えて、トトメス3世の体が守られるように、とその絵を描いた人の気持ちが、時間を越えてずっと続いていることを実感した。




あと、ラメセス6世のお墓もすごかった。
別料金払わないと入れなかったんだけど、その分人がほとんどいなくて、自分の足音だけが響く。
天井一面の、紺と金を使った壁画もすばらしかった。
古代エジプトの絵は、人の胴体がびょーーーんと伸びてたり、そもそも神様の形が、あたまだけ動物で肩から下は人間、とか、とても自由。
ちょっとちびまるこちゃんを思い出しちゃうような、のびのびした絵なのだ
人の形をした黒い石のおおきな棺も一番奥に置いてあって、このお墓は重く静まった厳粛さを1番感じた場所だった。




王家の谷から、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。
うちらはツアーじゃなくて、自力で移動したので、タクシーと値段交渉
絶対ふっかけてきてるのはもう見え見えだから、かなり強気で交渉できる。
インドに比べれば、エジプト人は騙してきたり、ってことはあんまりなくて、値段交渉も英語でばんばん話せれば、だいたいこっちの言うとおりになる。
仮にうそをついてきても、ザコスライム程度のうそだから、楽勝です




ハトシェプスト女王葬祭殿は、外観がすごくきれいで、最近建てた建物みたいだった。
それもあってか、ふーーん、って感じ。
ここも、壁画はすごかったけど。
でもここはずっと日なたで、もうお昼回ってたからほんと日差しが恐いくらい強くて、持ってきたお水がなくなっちゃったの。だから売店で買ったら、なんと1.5ℓペットボトルが15ポンド=240円・・・
ふつうに町で買ったら、2ポンド=32円なのに!
どこの国も、観光地は堂々とやってくるね。
ここで水飲まないと、ほんとに病気になる、と思って購入したけどさ




東岸にまたフェリーで戻って、昼ごはん。
日本語で「安くておいしい」とドアに書いてあったのにひかれてふらふら入ったお店がすごく美味しかった!!
エジプトのつぼ焼き料理、ターゲン。
トマトベースの煮込み料理で、つぼごと火にかけてコトコト
ターゲン




めちゃくちゃ美味しい!日本人の口に合うと思う。エジプト来てから食べた中で、1番だった。
日本で一つぼ500円とかで、屋台で売ったら、絶対売れると思う!!お店の人にも、日本に支店を出した方がいい、と伝えておきました。






お昼寝して、また夕方活動開始。
ホテルから、乗り合いバス(セルビス)で、カルナック神殿へ。

ふぇ~、これまたすごい・・・


こんなにでっかい柱がちゃーんとみんな残ってるし。
(向こうにちこっとうつってるのが人)
カルナック柱







オベリスクもびしっと真っ直ぐ立ってるし。
オベリスク






あたまがやぎのヤギンクス(ほんとは何ていうか知らないけど。)
ヤギンクス





壁も、あらゆるところがちゃんと彫ってあって、3000年以上前、そこにあって動いていたたくさんの人の手を思った。
カルナック壁






帰りにまたムスタファの店に寄って、今日こそは、と夜お茶を飲みに行くことにした。
水タバコ屋へ。1回やってみたかったんだぁ
あたしとシーシャ


西川もトライ
西川シーシャ



夜中まで人がたくさん
水タバコ屋





ムスタファのいとこで、店の共同経営者、アリも一緒に来た。
アリは商売気たっぷり、って感じで、卑しさ・いやらしさが出ててあまり好きじゃなかったけど、やっぱりムスタファは非常に付き合いやすい。
この2人は店の経営方針が合わないと思うが・・・。


まだ夜ご飯を食べてない、って言ったら、ムスタファはコシャリ(エジプトのファストフード)を買って来てくれたり、飲み物や水タバコのオーダーも、全てきちんとやってくれる。

水タバコ屋に来る前に、
「今は観光シーズンじゃないからあまりお金がない。おごってあげられないけど、それでもいいか」
ということを、すごく申し訳なさそうに、聞いてきたムスタファ。そういう心配や気遣いも、かなり日本人ぽい。

たくさん良くしてもらったお礼に、日本から持ってきたペンを、ムスタファに3本あげたら、とても喜んでくれた。

12時過ぎまで、おしゃべりして、ムスタファはそのあと、あたし達をしっかりセルビス(乗り合いバス)に乗せてくれて、去っていったのでした。
今度またルクソールに来たら、是非おうちに遊びに行かせてください


最後まで、まったく嫌な思いをせず、笑って名残惜しい気持ちでお別れできた・・・
奇跡・・・


にっこりして眠りについた、いい夜でした
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No title

あたいも西岸行った!が、パンクしまくりのボロチャリをレンタルして遺跡をまわったよ。もう暑くて暑くて、これまでの人生で暑くて体ごと蒸発しそうな経験ナンバーワンだった。髪の毛がフライパンみたいにあつかったなぁ・・・だからハトシェプストしか覚えてない・・・良い記憶も悪い記憶もなく、とにかく暑かったです。そんなに素敵なところだったのね。もう一回行きたい。バスで。
プロフィール

くじら日記

Author:くじら日記
2009年12月23日に結婚しました。
だんなさんは鍼灸師、わたしは病院での研修医を終えて、1年間の休みを取っての世界一周新婚旅行。
日記を、人が見てもいい文章で書くのってどうやってやるのかな…?と思いつつ、旅の記録を残したくてやってみました。

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